「アクースマティック」のワークショップに行ってきました。
聞き慣れない方も多いと思いますが、アクースマティックとは、
フランスで発祥・発展した、ミュージック・コンクレート(現代音楽のジャンル)作品を
マルチチャンネルで演奏する方法、音響デザインの概念であり、
音楽作品であると同時に、アート作品でもあります。
実際にワークショップに参加して感じたのは、
たくさんのスピーカーから出る音をライブでリアルタイムにコントロールする音楽、
大雑把に言うと、現代音楽のDJのような印象でした。
コントロールだけでなく芸術性をも追求する。

この日は17個のスピーカーを使用していました。
ワークショップなのでデモンストレーション的なセッティングでしたが、
基本的にホールコンサートを想定していて、
スピーカーや客席のセッティングもアート的にされる場合も多いようです。
実際の演奏は、このように演奏しています。

ステレオに録音された曲を各チャンネルに同じように立ち上げ、
どのスピーカーに割り振るかをその場でフェーダーをコントロールして、
音場を作り上げます。
包み込まれる感じにしたり、前後左右縦横無尽に移動するようにしたり、
遠くで鳴っているようにしたり、耳元で聴こえるようにしたり、と
サラウンドな空間を実感出来ました。
今回のワークショップに参加したのは、たまたま友人との話で
講師であるアクースマティックアーティスト:檜垣智也さんのことを
お聴きしたのがきっかけでした。
友人と檜垣さん、そして今回の主催:渡辺愛さんに感謝!
ちなみに今回のワークショップは、武藤舞基金の助成により開催したそうです。